過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その41
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569: ◆1otsuV0WFc[sage saga]
2012/09/17(月) 23:09:13.52 ID:z8y5Lyw4o
魔道本部長「副司令官め…何を考えておる。まさか左大臣様のお考えに反する気ではなかろうなぁ?」

弓兵長「弓隊ーっ、構え!!」

 ジャキジャキジャキジャキ……グググ……

弓兵長「……放てぇ!!」

天才「!?」

 矢の雨とはよく言ったものだ。その言葉通り豪雨に見舞われたかのような、

 真っ青な空を埋め尽くすほどの矢が降り注がれた。

魔道兵「撃てええぇぇ!!」

 標的を捉え放たれた矢ではない。まるで太陽でも打ち抜くかの如く上空高くへと狙いを定め、

 重力に身を委ね、人の円に囲まれた、ただ2人の男を標的に落下する。

 その無数の矢に対し、魔道隊の放った魔法が次々と付加し始めてゆく。

 火、氷、雷……様々な魔法が無規則に鏃や矢全体を覆う。

 威力の強い魔法は矢を破壊し、威力の弱い魔法は弾き返され詠唱主へ攻撃として還る。

 力を均等にするなどという連携もない。互いが無造作に撃ち放つだけであった。

 ズアァ!! ズドドドドドドドドドド――

天才「く……っそがぁ!!」

騎都尉「……ちっ」


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