過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その41
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942: ◆1otsuV0WFc[sage saga]
2012/12/24(月) 22:34:52.57 ID:jyfUSl9ao
 カツカツカツ……バタン

朱雀嬢「!?」

大元帥「丞相ではないか。どうした……?」

丞相「陛下、見ませんでしたか?」

朱雀嬢「陛下なら、また後ほど来ると申しておりましたわ」

丞相「逃げられたか……」

朱雀嬢「あの……」

丞相「ああ、華国王妃をお送りする名目で、自分も華国へ行こうという魂胆だったのでしょう」

華国王妃「えっ!?」

大元帥「相変わらずだな」

丞相「全く。痛……っ」 ズキッ

大元帥「どこか悪いのか?」

丞相「誰かさんのお陰で胃がやられております」

大元帥「……あぁ」

丞相「少し目を離すとこれだ。全く、落ち着きのない……」

大元帥「そっくりだな。流石、親子だ」

丞相「陛下ですか? 先代もそうでしたからね」

大元帥「いや、君もだよ」

丞相「私ですか?」

大元帥「君のお父上、エリート殿……いや、親子3代そっくりだ」

丞相「きっと国王に泣かされ続ける一族の運命なのでしょうね……はぁ」

大元帥「右大臣様、エリート様、そして君。王の右腕として切っても切れない間柄なのだろうよ」

丞相「それでは困りますけれどね」

大元帥「はははっ。それもそうだな」

丞相「もし陛下が此処へ戻ってくるような事あらば……」

大元帥「分かっておる。すぐに城へ戻るよう伝えるよ」

丞相「私は城門を見てまいります。では」

大元帥「ああ」

丞相「そうそう、大元帥殿」

大元帥「ん?」

丞相「母がたまには顔を見せろと愚痴を申しておりましたよ」

大元帥「むっ、それは申し訳ないな。白虎長殿に宜しく伝えてくれ」

丞相「はい。それでは」


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