過去ログ - 魔法少女まどか☆ブレード Part2
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3: ◆YwuD4TmTPM[saga]
2012/08/12(日) 23:25:48.26 ID:VyTSlKb90
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 来たか、とマミは無意識に身を固くする。
 その様子を知ってか知らずか、ほむらは傲然と周囲を見回しながら告げた。
 
「美樹さやかは、既に魔法少女でなく、魔女ですらない、――テッカマンへと成り果ててしまった。
 だと言うのに、どうして説得するだなんて成功しそうにもない賭けに出ようとするのかしら」
「お前っ!」

 美樹さやかを見捨てろ、と冷たく告げる目の前の少女に、杏子は食って掛かる。
 
「お前、まどかを守りたいんじゃなかったのかよ?」

 襟首を掴もうとして、しかしさらりとかわされ、歯噛みしながら杏子は言葉を続ける。

「さやかは……あいつは……」

 一息。

「……まどかの親友なんだぞ!」

 言ってから、杏子は後悔した。
 目の前の黒いボンクラに聞き入れさせるために、まどかをダシにしてしまったことに。

 だが、それに対しても、ほむらは何も動じなかった。――見た目には、だが。
 ただ、目を細めただけだった。


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