過去ログ - さやか「全てを守れるほど強くなりたい」
1- 20
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/08/15(水) 21:27:12.66 ID:jku8J09a0

ふわぁ、と細い体は、美麗なフォームで宙を舞うのでござった…。



「け、県内記録じゃないの?これ……」


神童なんて話には聞くけど、現物は初めて見たよ。

というかほむらの体のどこに、高く飛ぶバネが仕込まれているというんだろう。


さやか「…負けてられないね!」

まどか「さ、さやかちゃん?」

さやか「私も県内記録を出す!」

まどか「えー」


まどがの弱気パワーの煽りを貰う前に、さっと一度飛んだバーを正面に据える。


「あら?どうしたの?美樹さん」

さやか「もう一度、飛ぶ!」

「もうやったんじゃ……」

さやか「ほむらのほっそい体で飛べて、私に飛べないはずがない!」


それは私の高らかな宣戦布告である。

周囲で体育座りにかまける軟弱なクラスメイトたちは“また美樹さんだよ”とかなんとか言ってるが、気にしない。

ほむらも少々眼球運動だけが挙動不審だが、本当に驚かせるのはここからだ。


さやか「見てなさい!インターハイに出てやるくらいの記録を出してやるんだからぁああ!」


風を切って駆ける。

学年最速の助走で、一気にバーまで。



ほむら「……インターハイは高校よ、さやか」


バーを蹴っ飛ばしたとき、何かむっとする一言が聞こえたきがした。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/542.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice