過去ログ - 健夜「年下の男の子を落とす100の方法」
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827:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/08/16(木) 00:43:17.40 ID:RHhLNOA7o
京太郎「いや、別に健夜ちゃん悪くないさ。俺のレベル低かっただけで」

健夜「いやいや。そうはおっしゃられますが。悪いのはまず最初に飲み物を持ってきておらず気を使わせたワタクシであると申しますか」

京太郎「…はは。そうやって自分が悪いみたいなように言うのも、大人みたいだぜ。関係ねーじゃん。それとこれとは」

健夜「…」

京太郎「…ま、俺はそういうのあんまやんないほうがいいと思うけどな。なんか変じゃん。悪くないのに謝るのって」

京太郎「健夜ちゃん。悪くない時はさ、謝ったら損だぜ?悪くない時は、堂々としてりゃ良いんだよ」

京太郎「だってそうだろ?正しいのは自分だってわかってんのに。なんかおかしいだろ。付け込まれちまうぞ」

京太郎「だから、自分が正しいと思ったら、胸を張れ。大丈夫なんだから。文句言ってきたら言い伏せちまえ」

京太郎「…って、ははは。俺もあんま言えた義理じゃないんだけどさ。先輩とかにこき使われたりしても文句言えねーし、むしろ最近雑に扱われるのが快かゲフンゲフン」

健夜(…ねえ、君。今の私に言えた義理じゃないかもだけど、さ)

京太郎「…じゃ、そろそろ行こうか」スクッ

健夜(…大人は、ね)

健夜「…うん」

健夜(そうもいかないんだよ)

京太郎「おーい。うーたちゃーん。行くぞー!」

健夜(大人はね、悪くなくても謝るの)

咏「おっ!了解ー!」

健夜(…敵を作らないために。利益のために。…保身のために)

京太郎「って、うおっ!?なんだそれ!?」

健夜(謝るの。頭を下げて、申し訳なさそうな声を絞り出して。心無い謝罪を、幾らでも。何度でも)

咏「あっはっは!見ろ見ろ!クワガター!私が捕まえたんだぜー!」

健夜(『ごめんなさい』『申し訳有りませんでした』『お願いします』『すみませんでした』。どうせ心の中で舌出して笑ってるくせに)

京太郎「すっげーーーーーーー!!?」

健夜(…相手の立場を見て、相手の顔色を見て、強い立場の者に諂い、弱い立場の者を脅して)

健夜「…」

健夜(…子供の君には、まだわからないかもしれないけど)

健夜「…若いなぁ…」ボソッ

京太郎「でっけーーーーーー!なんだこのでかさ!初めて見た!!」

健夜(…青いって言うか…)


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