921:>>920 なんか○番煎じで申し訳ないっす。後小蒔ちゃんは幸せにしたい。 ◆pCll5Zr.d.[saga]
2012/08/24(金) 23:12:15.45 ID:EdBTtX5N0
「先生と再会できて、俺…嬉しいです!」
4月●日
私は、革命家である前に一教師である事を自負している。であるからして、彼のその一言は教師冥利に尽きるものだ。
だが、それ以上に彼から私に感謝の言葉が向けられるという事実は何物にも変え難い。
また…私が担当する事になったクラスの全員が、○○と同様に秘薬への高い適正がある事が確認できた。
特に○○○という少女の持つ資質は凄まじい物だ。能力持ちの彼女なら素晴らしい結果が期待できるだろう!
…私も結局は、マッドサイエンティストなのだな。
「○○君良いの?いつも後片付けなんて任せちゃって」
「いいですよこれくらい。前の麻雀部では大抵雑用ばかりやってましたし」
「でもそうすると私達の立場が無いですよ…○○さんは先輩なのに」
「なあに、部活に入った時期は同じだろ?だから遠慮なんかせずに、任せちまっていいんだぜ?」
「○○先輩なら直ぐに片付けちゃうって知ってますけど、私達が手伝ったって良い筈です!」
「そうです!同じ部活の仲間なんですから水臭い事言わないで下さいよ!」
「…皆の言う通りよ、○○君。部活の事は皆でやった方がいいんだから」
「そうだよ、○○君にあれこれ任せちゃうなんて正直奴隷扱いみたいで嫌なんだからね!」
「…へへ、何か気を使わせてしまったみたいで申し訳ないな。それと、ありがとう」
「だからお礼とかいいってー。」
「そうね。そんな事をされたら、私達は○○君に何度お礼をすればいいか解らなくなるわ」
4月×日
どうやら○○は少しずつ周りと打ち解けていった様だ。
喜ばしい事である。しかし、それが私の手によって為されなかった事には正直憤慨している。
彼は私のものだ。彼女等に悪意が無いにせよそれだけは変わらないし、変えさせない。
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