過去ログ - ほむら「いつもの病院じゃない…」
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122:1[saga]
2012/08/21(火) 09:56:49.37 ID:82QVjyUN0
【後日談(1)】
――ほむらが亡くなって数ヵ月後
まどか「……」カキカキ
まどか「……よし」
わたしは、ある手紙を書き終えると、その手紙を封筒に入れ、机の上においておく
ガチャ
詢子「おや?まどかお出かけかい?」
まどか「うん、仁美ちゃんにお勉強教わりにね」
詢子「そうか、がんばれよ」
まどか「ママ」
詢子「ん?」
私は黙ってママに抱きつく
まどか「大好き」
詢子「なんだ急に……」
まどか「それじゃ」
詢子「…?」
和久「まどか、どうしちゃったんだろね。さっき僕とタツヤも同じことされたんだ」
詢子「え……」
詢子「まどか……?」
――とある墓地
まどか「………」
私はいま、『暁美家』と書かれたお墓の前にいる
まどか「……」
まどか「ごめんね、ほむらちゃん」
まどか「わたし、やっぱり弱いや…」
まどか「ママやパパに迷惑かけまいと」
まどか「ほむらちゃんの分まで幸せになるって決めて」
まどか「ずっとがんばって勉強して」ウルウル
まどか「成績だって上がったのに」ポタポタ
気がついたら、私の頬に水滴が零れていた
まどか「ヒック……ヒック……」
まどか「やっぱり辛いよ……」
まどか「杏子ちゃんも、マミさんも、さやかちゃんもいない」
まどか「そのうえ」
まどか「大好きなほむらちゃんまでいないなんて」
まどか「もう考えただけで、息が詰まりそうなの……」ポタポタ
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