過去ログ - ほむら「いつもの病院じゃない…」
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29:1[saga sage]
2012/08/16(木) 06:02:13.95 ID:Wu5kI3q20
―――その後、西瓜を食べた後、さやかと杏子、マミはビーチバレーをやっていたせいか、疲れていて、眠ってしまった
まどかと私はいま、海上で大きなビーチボートの上で、寝そべりながら、青い空を眺めている
まどか「気持ち良いねぇ……」
ほむら「ええ……」
正直、不可解なことばかりで、頭が本当にどうにかなってしまいそう。
特に、あの暗闇が訪れて、別の世界に意識が行くまでが恐い。
……ただ今のこの瞬間はとても優しくて、私が望んでいた世界でもある
これは夢なのかしら?
仮に夢なら……夢でもいい
このやさしい時間がちょっと続くだけでも、私は、またきっとがんばれる
ほむら「………」
でも何か引っかかる
一体何なのだろう
目まぐるしい程の意識転換の繰り返し
……この繰り返しが私に、何を気づかせろと……
まどか「ねえ……ほむらちゃん」
ほむら「何かしら?」
まどか「冬休みも……どこか行こっか」
ほむら「ええそうね……山でスキーとかどうかしら?」
まどか「ウエヒヒ、いいねぇ。楽しみだな〜」ギュ
まどかはそっと、ほむらを抱きしめる
まどか「これからもずっと一緒にいようね?ほむらちゃん…」
ほむら「ええ……ずっと一緒よ」ギュ
プツン
そして幸福の一時も、突然途切れる
まるで私の、至福の時を邪魔するかのように
――
――――
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