過去ログ - ほむら「いつもの病院じゃない…」
↓ 1- 覧 板 20
83:1[saga sage]
2012/08/20(月) 10:11:52.10 ID:8qKtL9NO0
医学者A「まずは生物兵器を投入したい」
医学者A「無難に、サリンや枯葉剤といった辺りを考案しているんだが」
院長「……いや、それはまだ後々に投入しよう」
医学者A「では何がいい?」
院長「薬物なんてどうだ?」
医学者A「……誰が購入する?」
院長「私は犯罪に手を染めたくない」
医学者A「私もだ」
院長「……」
医学者A「……そうだ、作れば良い」
院長「なんだと?」
医学者A「我々は医者だ。その気になれば即席の薬など容易い」
院長「なるほど」
院長「ならば、手始めにシンナーなんてどうだ」
医学者A「……まあ、無難に最初はそうなるだろな」
医学者A「あとで、わたしが他の薬物の製造法も調べておこう」
医学者A「……それと暁美ほむらの友人も、どこと無く気になる所だ」
医学者A「院長よ、心理学者を雇って、友人と患者のやり取りを記録、調査し、彼女の状態をまとめたい……できるかい?」
院長「任せたまえ。ばれないように音声をも記録できるカメラでも設置しておこうか?」
医学者A「……そうだな。そのカメラから学者に記録をとってもらおう」
院長「……では見滝原大災害の生存者・暁美ほむら計画を実行しよう」
院長「他の職員と患者には……隠密に……な」
――入院1年目
医学者A「心理学者Aよ、暁美ほむらの様子はどうだ」
心理学者A「興味深いものばかりだ」
医学者A「ほう」
心理学者A「まずは友人の M・Kだが……彼女は、暁美ほむらに毎日のように『日記』を朗読している」
心理学者A「聴覚を失っている為、彼女の腹部に、指で文字をなぞって、内容を伝えている」
医学者A「……それで?その日記とは、M・K自身の一日を伝えているということか?」
心理学者A「それが……あの『日記』だが厳密には日記ではない」
心理学者A「日記という名の『物語』……もとい『妄想』であり『願望』だ」
176Res/102.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。