過去ログ - ほむら「いつもの病院じゃない…」
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89:[saga sage]
2012/08/20(月) 10:25:12.65 ID:8qKtL9NO0
【ほむらの病室】

心理学者A「医学者Aよ、変動が起きたぞ」

医学者A「ほう、興味深い」

心理学者A「先日、M・Kが突如病室で発狂して」

心理学者A「以来姿を見せない……あの病室ではな」

医学者A「原因は?」

心理学者A「……恐らくはストレス。彼女に幸せを提供する一方、意思疎通が出来ないことに、虚しさをおぼえたのだろう」

心理学者A「あの年頃の女子は気難しい物だ。自分と他者の境遇の違いに苛立ちを覚えたのだろう」

ココで言う他者とは、暁美ほむらでなく、赤の他人
他の高校生はみな、友人やら、恋人やらと楽しくやっていることに、まどかは自身と他者の違い過ぎる環境下に嫉妬と虚しさが出ていた

医学者A「……、暁美ほむらはどうだ?」

心理学者A「ああ、彼女が来なくなってから、当然笑わなくなった。そして最近奇妙な言動を発するようになった」カチッ

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『えへへへ……今日は、海水浴ね』

『私も西瓜割り始めてよ、まどか』

『……あれ?なんでスキーウェアなんか?』

『え!?今日はスキーにきたですって!?』

『……どういうこと』

『……あれ?背景が……』

何も見えない』

『ここはどこ……?』

『何も見えない』

『動けない……』

『こんなのイヤだ……まどか……助けて……』

カチッ

心理学者A「このように、彼女の様々な記憶が混在化し、まとまりがきかなくなりつつある」

心理学者A「いま彼女は」

心理学者A「夢と現実の境目を」

心理学者A「完全に失いつつある」

入院した時からそれは同じことであったが、鹿目まどかの朗読がなくなった影響と、クスリの影響で、ほむらの意識は完全に、夢と現実の壁が無くなってしまった

心理学者A「症状は日に日に悪化している」

医学者A「ふむ……なるほど」

医学者A「心理学者Aよ、そろそろ実験の第二段階に移行しよう」

心理学者A「クスリの投入を終えるのか?」

医学者A「ああ……彼女に現実を理解してもらうためにな」

医学者A「そう絶対的な現実をな」

医学者A「クスリを抜いて、幻覚症状を抑えるのだよ」

心理学者A「……あの状態じゃ、クスリをやらなくても脳内幻覚を起こしてそうだが」

医学者A「かまわん……それと」

心理学者A「それと……?」

医学者A「明日より、生物兵器投入を開始する」マジキチスマイル


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