25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)
2012/08/15(水) 17:58:06.51 ID:rHw6Taxd0
ツールボックスによるソフトウェアを手に入れるついでに、携帯食料や水も手に入れた。
食糧が大量にあるところから、このゲームの主催者はあくまでも俺たちに殺し合いで死んでもらいたいらしい。
(こんなとこで死んでたまるか……!)
無慈悲極まりないこの仕打ちに若干の怒りが込み上げてくる。
それにしても、蛍光灯がジリジリしている音以外何も聞こえないこの空間はなんなのだろうか。
この世界に一人だけ取り残されたような、孤独という恐怖が心をむしばみ始める。
「……くそっ!」
きっと主催者はこんな俺を見て嘲笑っているに違いない。
そんな下衆な野郎の思惑にまんまとハマってしまっている自分自身に嫌悪感を抱く――
「……! 誰か、来る!?」
聞こえた――
僅かに聞こえたその足音は、だんだんとこちらへ近づいてくる――
そして、息をのむ細川の前に姿を現したのは―― >>26
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