317: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/08/19(日) 22:23:30.19 ID:2xwtSFRF0
>>313
安価時の連投はやむを得ない場合を除いて控えてください。
――――――
――――
――
(は、外れてる……?)
見たところ御剣君に銃弾が刺さったような様子は無かった。
「……どうしたんだ。そんなんじゃ、俺のことは殺せないよ」
「なんで……なんで逃げないのさ! 避けないのさ!」
少女は信じられないという表情をしてもう一度銃口を御剣君へ向けた。
「君は、本当は銃なんて人に撃てる様な人間じゃないんだ。仕向けているのは、このゲーム……このゲームの犯人だ!」
「ち、違う! いまのは間違えて外しただけさ! ……次は本当に当てるよ!?」
「いや、いまの君には俺に当てる事は出来ないよ……」
「……黙れええぇぇ!」
銃弾は御剣君の頬を掠めるようにして通り過ぎて行った。
「……なんで、なんで、なんでなんで!!」
「だから言ってるだろ……。君は人に銃を撃てる様な人間じゃないって」
「……うるさい、うるさい黙れ!!」
「もう、大丈夫。俺と後ろにいる目黒さんは、君の味方だ。もう、強がらなくていいんだ……だから――」
“俺を信じて”
その言葉を聞いた瞬間に、少女は手を震わせながら何かを怖がるような顔をした。
(このままだと、御剣君が撃たれる……!)
きっと、彼女のトラウマか何かを掘り起こしてしまったのだろう。
実際、目黒も同じような経験をしたことがあるから分かる。
御剣君は彼女の変化に気が付いていない。
いや、もう一歩で説得できると勘違いをしているのだろう。
(ど、どうすればいいの!?)
私は >>320
1.ここまで来たのだから、御剣君を信じて動かない事にした。
2.自分の推測を信じて、御剣君を横に突き飛ばすことにした。
3.御剣君の後に自分が狙われると思い、その場から一目散に逃げ去った。
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