過去ログ - 安価でシークレットゲーム
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349: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/08/20(月) 01:03:32.63 ID:y+nVlc5R0
(……触らぬ神にたたり無しよね)

よくよく考えれば、拳銃なんて武器が存在しているということは、矢幡さんも持っている可能性があるという事だ。

となれば、迂闊に彼女に接触して逆鱗に触れてしまえばどうなるか分からない。

(矢幡さんなら、やりかねないわね……)

容赦なく突き出された拳銃で撃ち抜かれる自分が頭に浮かび、即座にその場を立ち去った……。

――――――
――――
――

「…………」

目黒の足は確実に遅くなっていた。

あれから4時間が経過したものの、みつかったのは地図拡張機能のツールボックスと食糧くらいだった。

ゲーム開始から16時間――

何か進歩したことがあるか、と言われれば6のPDAの人のためにJOKERの偽装機能を5回以上使った、ということくらいだろうか。

(他の皆はもう、上の階に上がってしまったのかしら……?)

あの時――矢幡さんと出会った時に声をかけなかったことを後悔してしまう。

もし拳銃を持っていたとしても、あの距離だったら素人ならば当てる事なんてそうそうできなかったのだから、一か八かを狙えば良かったと思う。

「いや……元気を出しなさい、目黒奈央!!」

こうして、ライトノベルの主人公の如く独り言で自分を激励しなければやっていけなくなっていた。

このゲームに置いて、仲間と言うものがどれほど重要なのかという事が今となってはしみじみ感じることが出来る。

「……あっ!?」

その時、目黒は大きく目を見開いた。

人が居たのだ、またもや視線の奥に。

そこにいたのは誰?

コンマ判定(1個↓)

00〜10 御剣?
11〜30 高山
31〜60 陸島
60〜90 手塚
91〜99 北条(覚醒)




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