906: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/08/28(火) 19:42:23.06 ID:vJ1/8zcw0
(奴らに姿を見せるのは不味いだろうな……)
下手に接近して攻撃を食らう可能性があるため、俺は慎重に行くことにした。
御剣たちに見つからないように、優希が居るかどうかを確認する事にしよう――
――――――
――――
――
(ここを通るはずだ……)
相手の通るであろう場所付近で身を潜める。
俺は息を殺しながら、彼らがその道を通り過ぎるのを待った……。
(よし……行くぞ――)
完全に通り過ぎたのをPDA探知で確認をして、俺は後ろから前に歩いている集団をほんの少しだけ覗いてみた――
「――――――ッ!!」
“優希”と叫びたかった。
華奢な体をしたその存在を見た瞬間に、俺の感情が全て溢れ出しそうだった。
他の奴らなど無視して、今すぐあの子を抱きしめたかった。
「…………優、希――」
向こうにばれない様に俺はすぐに廊下の角に身を隠す。
取りあえず、彼らに優希が保護されているということが分かった。
これからどうする?
>>909
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