過去ログ - 安価でシークレットゲーム
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929: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/08/28(火) 21:39:31.75 ID:vJ1/8zcw0
(ハッ……らしくねぇな)

なんでこんなにも戦う事に考えないといけないのだろうか。

俺は今まで土壇場で全てを切り抜けてきたのだから、何も迷う必要は無い。

俺は“ハジキ”を手に持って、動きやすくするために他の荷物を全て置いていった。

「……優希」

こんな姿を優希が見たら、俺の事を嫌いになっちまうんだろうな――

でも、俺にはやるべきことがる――

首輪を外し、そして――

「優希を守る――」

俺は高山と漆山が休憩している部屋の前に立った。

そして思いっきり扉を蹴り開けて、部屋に居る高山に照準を定めようとした――











「…………ッ! …………グッ!?」

突如襲った尋常でない腹部の痛みに、俺の身体は揺らいだ。

「迂闊過ぎたな、梶原」

「クッ……たか、やまァ…………ッ!」

仁王立ちしている高山に拳銃を向けようとするが、ハジく前に俺の手から拳銃が離れていた。

「ぐぁ……ッ!」

右手が撃ち抜かれていて、感覚が完全にマヒしている。

「無駄な抵抗はよせ。今のお前に俺を殺す事は出来ない」

「な、何故だ……何故俺が来ると……分かったんだ…………?」

襲撃に対抗するにしても、あれだけの速さで反応できるのはおかしすぎる。

まるで俺がここへ襲撃するのを待ち構えていたような、そんな感じだったからである。

「……何故気が付かない? 探知できるソフトウェアを持っているならば、俺が持っていてもおかしくないだろう?」

「…………ッ!」

迂闊だった。

「……どうやら、俺は見る目が無かったようだな――」

どうして俺はこんな簡単な事に気が付かなかったのか?

彼の言っている事が俺の敗因の全てだった。

「両手を上げてその場に伏せろ。しなければ殺す」

高山は淡々とした声に俺は……

>>932

1.素直に従う

2.冥土の土産に1発かます

3.その他


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