過去ログ - 【安価】京太郎「スマブラで世界征服・・・だと・・・?」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/16(木) 01:20:57.97 ID:QxLS80qVo
京太郎「―――東京のどこかにいる、大切な人を探してる。そのついでに全国大会で勝ち抜くつもりだ。強くなるために」

淡「(恋人?家族?いや、それより)」

淡「・・・はい?なんだかとんでもないことを聞いた気がするのだけど」

京太郎「変な事は言ってないぞ?嘘も言ってない」

淡「・・・この白糸台は日本中から決闘者(スマブラー)が集まる高校よ?レギュラーを取る・・・いえ、入部テストで振るい落とされる塵芥も多いと聞くわ」

淡「そこで一年の貴方が『ついでで』いきなり試験を突破、レギュラーに選抜、全国大会で勝ち抜く?そんなの―――」

京太郎「―――夢物語なんかじゃない」

淡「!?」




京太郎「俺は確かに運動しても勉強しても平凡だ。スマブラで大会に優勝したのも一回だけだよ」

京太郎「だけどそれでも、俺はあいつらとした約束を破った事は無いし、破りたくもない。それはこれまでも、これからもそうだ」

京太郎「不幸な人生送ろうが、損な人生送ろうが、俺はあいつらに胸を晴れる人生を生きて、あいつらの前に立ちたい」

京太郎「お前はどうなんだ?大星 淡」

京太郎(こいつも、きっと―――)



淡(こいつ、本気で―――)

淡「私、は」

淡「数年以内に開かれるって噂の、第二回WSGの日本代表に、なりたい」

淡「あの日あの場所で私を焦がした熱を、観客じゃなく主役として味わいたい」

淡「そのためにスカウトの目に留まる実績が欲しいの。全国大会優勝なんて通過点よ」




京太郎「・・・オイオイ、誰が大言壮言吐いてるって?恒星クラスにデカい夢だな」

淡「・・・この話をして、笑わなかったのは貴方が初めてよ。『京太郎』」

京太郎「誰が笑うかよ、『淡』。素直に尊敬する」


「「・・・・・」」

「「(握手)」」ビシバシグッグッ


クラスメイトA「(集会中に何やってんだこいつら)」



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