過去ログ - シスター「さて、今日も吸血姫様に私の血を捧げる時間ですね。」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/16(木) 00:43:59.21 ID:c9oUU86DO
私は……その時から、このシスターの温かさの虜になったのかもしれない……



シスター「…………吸血姫様………
貴方にも……神の……お恵みを……」



吸血姫「…………うぅ………ひっぐ………」


私の目から突然涙がこぼれた
シスターはその後もずっと私の事を抱いてくれていた………






私は、その日から吸血をやめた

吸血しない吸血姫………
一族の掟に背く振舞い


だが、私は吸血以上に楽しい、気持ちがいい

………そして、心が温まるモノを見つけた……


シスター「吸血姫様〜♪今日もお庭のお花さん達のお手入れを致しましょ〜♪」

吸血姫「………嫌よ……。面倒くさい……」

シスター「………そうですか……。
お花が咲いていれば、屋敷も華やかになると思ったのですが………………」


吸血姫「………そ、そんな残念そうな顔をしないでよ………

わ、分かったわ!手伝う!手伝うから……」


シスター「あ、ありがとうございます!!吸血姫様〜♪」


吸血姫「し、仕方ないわね………全く……」



このシスターの笑顔……

彼女の言葉を借りるなら、まさに天使の笑顔ね……


これを見ているだけで、私の心は妙に踊らされるのであった……





でも、私も一族の血には逆らえなかった……

ある日、吸血一族の本能が私を狂わせた
無性に誰かの血を吸いたくなった


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