過去ログ - 滝壺「とうま・・・好き・・・」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage saga]
2012/09/18(火) 19:14:34.04 ID:KhqqgVGko

 サー……と静かな音をたてて、湯が排水溝に流れ堕ちていく。

「……」

 格子様の丸い溝蓋に続く水流を逆に遡れば、それはやがて丸い踵へとたどり着いた。

 踵から床に降りる水は、緩やかな曲線を描くふくらはぎからが大半である。

 そのふくらはぎに滑る元は、膝をクビリとして上に向かうほど厚みの増す――しかしふとすぎる等ということは絶対にない、瑞々しい太股だ。

 腰から下へのルートは、身体の前面と後面。

 前側は、形よい臍に僅かに溜まってから、まるで何かからソコを護ろうかと言うようにピッタリと閉じられた両太股の間に――その直近にある、柔らかで形よく整えられた繁みを湿らせて――零れ落ちてくる。

 後ろ手側は、桃のようなまろやかな円さを持ち、触れれば、さすれば、舐めあげれば、極上の手触りを返してくるだろう尻から流れてくる。

 下腹から上の無駄な肉のない腹と、尻から背中、そして肩までのしなやかできめ細かい肌は、湯の流れをまったく疎外しようとしない。

 湯がもっとも長く重力に抗している部位は、ただひとつ。

 交差させた両腕と身体に挟まれた、豊かな胸だ。

 右手の平で左肩を、左手の平で右肩を掴んだ腕。

 その交差点に拘束された膨らみは、己が柔らかさを主張するように、拘束元である細い腕を沈み込ませていた。

「……」

 浜面とフレメアが出掛けて、そろそろ30分。

 そのメールが届いたのは、二人が出掛けるさらに30分前。

 『彼』からメールで指定してきた時刻までは、後30分。

「……」

 ぐっ、と両肩を掴む手の力が強まった。

 連動して腕が動き、挟まれた胸が、さらに柔く歪む。


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