過去ログ - ニャル子「何なんですかその右手はぁ!」上条「オエー」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/08/16(木) 21:29:01.20 ID:ziXf3Bbpo


この絶体絶命の状況を打開すべく、そこまで良くない頭をフル回転させて考える。
そして今自分の持つ武器を確認する。
自分で言うのも悲しくなってくるが、俺は喧嘩慣れしている。
喧嘩慣れしていると言っても街の不良程度を一対一で勝てるかどうかのレベルなのだが。
だが、そんなバトルセンスが目の前の怪物に通じるとは到底思えない。
次に、俺は右の手のひら見た。この右手は特殊な右手だ。
幻想殺し。あらゆるものもそれが『異能の力』ならば問答無用に打ち消す力を持つ右手。
例をあげるなら、この学園都市で授業の一環である能力開発、それによって生み出される力『超能力』。
その超能力によって生み出された炎、電撃、爆発などの力を触れるだけで全て無にする。
それらが現在自分の持つ武器だ。

目の前に立ちふさがる怪物の姿を見る。
常識的に考えて、このような悪魔的な生物がこの現代社会に存在するだろうか。否、存在しない。
つまりこの目の前の怪物は、誰かは知らないがこの学園都市に住む能力者の能力によって生み出された非常識な存在。
すなわちそれは異能の力。

そう考えた俺は決断する。

(……この怪物を右手でぶん殴るッ!!)

もしあれが異能な存在だった場合、俺の右手の指先にでもちょこっと触れれば一瞬で消え去る。
たとえやつが人間では到底傷すら付けられない強靭な肉体を持っていようが、核爆弾が投下しても平然といられるようなバリアが張ってあったとしても。
それが異能の力によるものなら右手一つで打ち消せられる。




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