過去ログ - さやか「あたしは、一緒にいるから」
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2012/08/18(土) 01:32:56.32 ID:wShPANMO0
さやか「後は、そうだねぇ。転校生が来たって話、前にしたよね？」
恭介「ああ。確か、暁美ほむらさん、だったっけ」
さやか「そうそう、ほむら。また、別の学校に転校しちゃったよ」
恭介「え、まだ見滝原中学に転校してきてから一ヶ月とちょっとしか経ってないのに？」
さやか「うん。なんだろ、家庭の事情かなんか、じゃないのかな」
恭介「へぇ……結局、その人の顔を見ることはなかったな、僕は」
さやか「あいつ、美人さんだったからねぇ。恭介が会ってたら、ひと目惚れしてたかもしれないよ？」
恭介「そう言う事を言うのはやめてくれるかな。余計に気になって来るじゃないか」
さやか「あはは……写真か何か、残ってればよかったんだけど……ね」
あいつ、暁美ほむらは、結局何一つ残さずにどこかへ行ってしまった。
ワルプルギスの夜を倒して、休校が解除された日には、もうほむらの席は空席に変わってた。
後から先生に聞いた話だと、親の元へ帰って行ったって言ってたけど。
何かひと言くらい、残してくれてもよかったのにな。
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