過去ログ - 春香「Pさん!ドラクエVですよ!ドラクエV!」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 13:38:01.79 ID:pWTu8DY90

目が覚めると、俺はどこかの部屋のベットに横たわっていた。

波の音が聞こえる。心なしか揺れているように感じる。
それらから、ここが船の中らしいということは寝ぼけた頭でもわかった。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 13:46:03.27 ID:pWTu8DY90

沈黙。突然のこの状況に戸惑いを隠せなかった。

寝ぼけた頭が冴える程に、この状況のおかしさに気づいていく。

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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 13:52:28.05 ID:pWTu8DY90
隣を見れば、春香も俯き、黙っている。やはり怖いのだろう。よく見ると、肩が震えている。
大人の俺も恐怖で一杯なんだ。まだ成人にもなっていない子供の春香には相当辛いはずだ。

どうすればいいかもわからず、頭は混乱するばかり。

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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 13:56:02.81 ID:pWTu8DY90

P「春香!」

春香「は、はいっ!」

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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 13:58:16.47 ID:pWTu8DY90

嘘だ、と直観した。彼女なりの、俺に心配させないための精一杯の嘘。

P「・・・春香は強いな。まだ子供なのに。」

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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 14:16:09.60 ID:pWTu8DY90

扉を開けてから、もう三日が経つ。
船乗りが「起きたかい?旦那ぁ」などと気さくに話しかけてくる。

P「普通に・・・平和だなぁ。」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 14:20:20.61 ID:pWTu8DY90

扉を開けた俺達を出迎えていたのは、さっきまでの恐怖やら決意やらは
何だったのかと言いたくなるほどの長閑な光景だった。

海。船の上。名状しがたい鳴き声を上げているカモメ。たくさんの陽気な船乗り達。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 14:24:18.37 ID:pWTu8DY90

春香「あの、この船はどこに向かってるんですか?」

春香にフォローされてしまった。情けない。

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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 14:29:10.49 ID:pWTu8DY90

それから暫くした後、昼飯が振る舞われた。

P「このコーンスープを作ったのは誰だぁ!」

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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 14:34:10.83 ID:pWTu8DY90

コック「Pさんも大変ねぇ。男手ひとつで子供を育てるなんて・・・。」

この船のコックが話しかけてきた。さっきの台詞につられたのか?

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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/08/18(土) 14:38:43.50 ID:pWTu8DY90

船がついにビスタの港に着いた。

P「じゃあ行くか。」

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