110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/31(金) 23:47:20.00 ID:HyuFfHdDO
闇を、炎が切り裂き。
全てを、暴き出した。
クロ「大分ガソリン無駄にしちまったぜ。」
ニタリ、と凄味のある笑みを豪々と燃え盛る炎が写し出した。
クロ「闇ってんなら光によえーってことだよな。なら簡単な話だ。油はよく燃える、そして油ならオイラの腹ん中にあるんだよ。」
彼は、ふらふらと攻撃を受け吹き飛ばされながら、自らの燃料であるガソリンをぶちまけたのだ。
辺り一面にまんべんなく広がった油に、後は剣を地面に叩きつけ火花を起こせば、後は知っての通りの科学現象だ。
クロは前を、睨む。
そこにいたのは、五本の足が生えた星型の黒い異形───、暗闇の魔女。
しかし、魔女は燃え盛る炎の光に囲まれて動けない。
クロ「お前、本当に光が苦手なんだな。」
ニヤニヤしながら剣を構える。
しかし、その目は射ぬくように鋭く敵を見据えていた。
クロ「勿体ねぇ、光ってのは昼寝にゃ最高なんだせ!!」
一発の踏み込みで、弾丸の様に飛び出したクロは、その勢いで魔女に、剣を突き立てた。
────闇が爆散した。
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