115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/01(土) 15:12:48.40 ID:IGh4RoTDO
「ニャア?」
「ミー!」
そんなやり取りの末、ようやくお目付け役は納得したのかクロに近寄り、先刻の詫びと、目下の者世話になったことの礼を述べた。
クロ「分かった、分かった。もう行け。」
投げ遣りながら、クロもその言葉に応える、未だ名残惜しそうな子猫はお目付け役に首根っこをくわえられて連れていかれた。
「ミー!ミー!」と最後まで大きな声でお礼を言いながら。
そして、クロは手を軽く振りながら見送った。
───黒い毛の子猫と、虎模様の毛色のお目付け役の猫の背中を。
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