125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/03(月) 17:56:25.60 ID:xJgeVSzDO
まどかやさやかと出会ってからずっと考えていたこと。
そうなったらいいなと思っていた。
次第にそうしたいと願うようになったのだ。
─────マミは、まどかとさやかが魔法少女になることを望んでいた。
しかし、やはり彼女も馬鹿ではない。
分かるのだ。彼女達を戦いに引き込もうなど、自分がどれだけ身勝手なことを考えているかも。
『地獄の道連れ』をただ増やすことの愚かしさを、マミは十分知っていて、それでも苦悩をしているのだった。
マミ「ふぅ、とりあえず顔を洗おうかしら。」
目が覚めてしまったので、今は悩むよりも、生活習慣を優先させることを思い立った。
自分が今、どれだけ酷い顔をしているかを考えながら彼女は洗面所に向かう。
そして洗面所までたどり着いたその時、ふと目の端に何か黒い影が映った。
クロがいるのかと思いそちらに顔を向けると、洗濯籠の中から黒いしっぽがはみ出していた。
マミ「って大変じゃない!クロしっかりしなさい!」
まさか何かの間違いで、大量の洗濯物に押しつぶされているのかと、大慌てでしっぽを掴み引っ張りだすと、黒い猫の生皮がプラプラゆれていた。
マミ「きゃあああ!中身どこにいったよ!?」
慌てふためいてマミは、洗濯籠をひっくり返し、洗濯物をかきわけて、彼女のいう中身を探そうとしていた。
「おい!どーした!?」
聞き覚えのあるその言葉に振り替えると、そこにいたのは
マミ「クロ!・・・よね。」
そこには、メタリックなボディで猫の形を作り上げた姿があった。
クロ「おい、なんかあった・・・わけじゃなさそうだな。」
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。