148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/04(火) 21:54:48.35 ID:QA3r/TNDO
何か、彼から感じる不穏な空気を感じて、マミは真剣な顔付きになる。
QB「あれから、ボクも考えてみたのだけど、彼の存在はおかしいと思うんだ。」
マミ「え?」
ポカンと、虚を突かれたように、唖然とした様子だったが、構わずキュウべえは疑問と、疑念をあげつらった。
QB「まず、彼は異世界から来たというけれど、そもそもその話が真実かはまだ定かではない。しかも、彼自身の目的だって、彼は話そうともしない。」
最初に、まどかやさやかと出会った時、彼は使い魔を退けるほどの戦闘力を発揮したという。
それほどの、存在がマミの魔女退治に参加することもなく、ふらついている。
キュウべえの指摘はこうだった。
そして、更に
QB「彼はサイボーグだと言うけどね、殆ど機械の身体のような彼が、例えどんなオーバーテクノロジーの力でも、あそこまで完全な心を宿すのだろうか?」
その言葉は、ゆっくりと、崩し落すようにマミの心を揺らしはじめた。
マミ「それ、ってどういう、こと?」
QB「彼は、自分が感情を持っているように偽って、ボク達に近付こうとしているのかもしれない。最近現れた暁美ほむらという魔法少女、彼女と何らかの関係がある可能性もあるよ。」
そのキュウべえの言葉の半分は、彼女の耳には届いても、頭には入ってこなかった。
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