15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/19(日) 00:31:14.32 ID:oc2ZP+bDO
第二話『勝手に手下にしてんじゃねーよ。』
クロ「紹介したい奴がいる?」
昨日の晩はそのまま、マミの家に泊まることになった。
何処かに行くあてもなければ、何かをやるあてもなかった。
特に、この目は夜道を歩くにはいささか頼りなかったからだ。
そして、そのまま目覚め。彼女の作ったベーコンエッグを朝食にしている。
マミ「そう、私の友達。キュウベエっていうのよ。」
クロ「お前の友達が、そのままオイラの友達になれるものなのか?」
第一、その『キュウベエ』とやらにそのまま自分を紹介しても大丈夫なのかと、クロは訝しげにマミを見つめている。
「大丈夫よ。あの子しゃべるし、サイズもあってるもの。」
妙にキラキラした目をこちらに向けているマミだが、クロは完全に呆れてしまっている。
これは、あれだ、たぶん九官鳥のキュウベエみたいな落ちだろう。
クロ「つまんねぇの連れてきたら喰っちまうぞ?」
一応、釘を刺す形でクロはマミに冗談めかした言葉をぶつける。
マミ「安心して、とっても素敵な。私の大切な友達なんだから。」
その様が、とても幸せそうで、その陶酔がどこか危なかっしく、クロは面倒そうにため息をついた。
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