290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/15(土) 21:53:47.05 ID:x4TlW7RDO
────鹿目家近辺の路上
そして、クロと知久が話している時間まで、時を少し進ませよう。
その間、まどかは、かぐらとほむらの二匹を連れて散歩をしていた。
まどか「いい天気だなぁ」
空を見上げ、ほんわかとした笑顔を浮かべる。
まどか「そして、可愛いなぁ」
視線を下げ、ほっこりとした笑顔を浮かべる。
道の上では、ほむらが自分の尻尾をかぐらにくわえさせて歩いていた。
道に迷わないようにだろう。
そんな彼らを見ていると、幸せな気分になってしまうのは自然の・・・いや、女子中学生の摂理だ。
まどか「そういえばパパは、初めてこの子達が来た時名前を付けさせてくれなかったのは、この子達から名前を聞いていたからだったんだ」
恍惚の表情の中、どこか冷静な部分が何事かを呟いていた。
まどか「いいなぁ、私のパパみたいに猫ちゃんと話せるようになれたらなぁ。魔法少女になれば分かるかなぁ」
「そんなのにならなくても、ドリトル先生に弟子入りすればいいじゃない」
まどか「にゃー!?」
突然、凛とした声がまどかの真後ろから聞こえてきた。
まどかは飛び上がって振り向いた。
まどか「あ、暁美ちゃん!?」
ほむら「ん?」
驚きながら、ほむらの名字を呼ぶまどかに、若干ひっかかるほむら。
まどか「こ、こんなところで何をしているの?」
ほむら「別に、ただ通りすがっただけの謎の少女よ」
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