299:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/17(月) 21:27:47.92 ID:4fvpPE0DO
その姿に、ほむらは目を丸くして、かぐらは満足気に微笑んだ。
知久は、嬉しそうにまどかを見つめ、クロは興味なさそうにかぐらの尻尾を離してやった。
ほむら「別に・・・いい」
ボソリと呟くような声がクロの耳に届いた。
まどか「えーと、どうなったのかな?」
クロ「許してやるとさ」
不安げにこちらを見てきたので、クロはほんの少し唇を歪ませて答えてやる。
クロ「まぁ、女の前で恥かかされて平気な雄はいねーよな」
ニヤリと笑って、クロはほむらを見た。
かぐらは女の子である。
少し小さな黒猫ではあるが、年の頃はほむらはの二つ下。
ほむら「なっ!?」
リビングに飛び込んできたほむらが、クロにくってかかった理由は、ただ一つである。
ほむら「お前いい加減なことを言うなよ!」
クロ「あー?まだ、なーんも言っちゃいねーぞ?」
ほむら「言ってるようなものだろ!いいか!違うぞ、全ッ然違うからな!!」
突然騒ぎだしたほむらに、まどかとかぐらは目を丸くさせている。
まどか「どうしたんだろう?」
かぐら「おー、ほむら元気一杯だ」
そんな彼らを見ながら、知久は楽しそうに笑っていた。
クロ「あぁ、でも恋愛相談はやめとけよ?そんなの上手くいった覚えがねーよ」
ほむら「今、恋愛って言ったー!!」
第一話 完
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。