307:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/18(火) 21:41:09.69 ID:dlzO1RSDO
まどか「パ、パパ!?」
助けを求めて父親を見るが彼はニコニコ笑って、弟であるタツヤの側で、彼の耳をそっとふさいでいた。
タツヤ「なーに?」
知久「アハハ、随分と懐かしい夢を詢子さんも見たね」
父親の行動の意味は分からないが、不快ではないらしくタツヤはされるがままになっている。
まどか「え?じゃあ本当にキスだけで・・・じゃなくて!」
両親の蜜月などあまり知りたくはなかったまどかは、顔を赤らめてブンブンと振った。
まどか「早くママをなんとかしてあげてよ!」
知久「詢子さんはかわいいなぁ」
ドS!?とまどかは驚愕の表情を自分の父親に向けた。
こんな一面があったなんてまったく知らなかったのだ。
しかし、そうこうしてる間にも、詢子は両手を地につけて、どんどん自己嫌悪から小さくなっていく。
まどか「パパ!もう見てられないよ!」
知久「うん、それじゃあ、まどかはタツヤの面倒を見てあげてね」
娘の必死の説得が通じたのか、彼は自らの妻の下へ歩み寄り、そっと腰を下ろして、詢子の耳に口を寄せて、何事かを呟いた。
どんな言葉をかけてあげているのかは、なんだか家族として恥ずかしくも気になるもので、まどかはその光景を食い入るように見つめていた。
そして
詢子「ぷしゅううううう」
頭から湯気をだして、母は倒れた。
まどか「トドメを刺した!?」
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