326:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/21(金) 23:36:17.26 ID:Hz03Z9xDO
マミ「だ、大丈夫かしら?クロ」
クロ「………大丈夫に見えるか?」
さすがというか、息はすでに落ち着いたようだった。しかし、憮然としたような口調がうつ伏せに倒れたままの彼から聞こえてくる。
ほむら「ここが、病院?」
かぐら「お姉さん、だぁれ?」
と、そこで彼女は気付いた。
今日の来客が一人だけではないことに。
マミ「ク、クロ……この子達は?」
クロ「連れ」
連れ、という言葉に色々問いただしたい気持ちはあるが、取り敢えず、おそるおそるながらマミは、まずはクロと同じ毛並みを持つかぐらに手を伸ばしてみた。
かぐら「?」
ペロッと、何も考えず、かぐらはマミの指先を舐めた。
猫特有のざらついた感触がマミの指をくすぐる。
端的に言おう、マミはそれにクラッときた。
マミ「可愛いーっ!」
ギュッと抱きしめられるかぐらと、何故だか巻き添えを食らったほむらが、マミの大きな胸の中で目を回している。
年頃の少年ならいざしらず、猫にとってはあれは拷問のようだろうと思ったものの、クロはまずは身体を休めることを先決とした。
クロ「なーむー」
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。