342:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/23(日) 22:37:56.03 ID:JFfDPgdDO
真横から受けた衝撃でクロの身体がはね上がった。
キュウべえから引き剥がされゴム鞠のように転りながら、自分が先の声の主から蹴られたことに気付く。
かぐら「お兄ちゃん!?」
ほむら「おい!?あんた!!」
自分達の所まで転がってきたクロに二匹が駆け寄ってくる。
しかし、彼らを意に介すことはなく、クロは片手をついて立ち上がった。
こちらを睨んでいる───美樹さやかの顔をニタリと笑いながら睨み返しながら。
クロ「何してくれてんだよ、さやかぁ」
硬い鉄の塊のような身体を蹴り飛ばしたにも関わらず、彼女は痛がるそぶりも見せていない。
肩を大きく上下させて、鋭くこちらを睨んでいる様子から、痛み以上に興奮が先走っているらしい。
クロ「お前、学校はどーしたんだよ」
さやか「今日は学校の創立記念日で半ドンだったんだよ。そしたら、あんたが……!」
何て間が悪いのか、こんな時に限って、しかも創立記念日で半ドンという黄金パターンが異世界にも存在するとは思わなかった。
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