363:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 21:05:32.00 ID:Rwkn3+0DO
「辛気くせーわ、薬品くせーわ……換気がいるな」
さっきまで蒸し暑かったのに、何故か今は風を感じる。
そして、聞き覚えのある声に、まどかは目を開いた。
一ヶ所だけ土埃が起きている場所があった、よく見ると壁に大穴が空いている。
そして、小さな影が筒状の物をつけた左手をこちらに向けていた。
安堵と喜びの中で、まどかは叫んだ。
まどか「クロちゃん!!」
よぉ、と軽い返事をしながら、クロは空けた穴から工場内に入ってくる。
クロ「なんだこいつら、こんな場所に集まって暇人共か?」
まどか「クロちゃん、お願い助けて!この人達これで死のうとしてるの!!」
何故か膝をついたままのまどかが、『これ』と指したものは二つのバケツであった。
強い薬品臭がする、そしてまどかの言葉でクロは気付く。
クロ「けっ、本当に暇人じゃねーか」
侮蔑の目で、辺りを見渡した。
左手につけた銃口を周囲の人間達に向けた。
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