366:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 22:21:45.65 ID:Rwkn3+0DO
抱きとめて顔を覗き込むと、そこにあったのは穏やかな寝顔だった。
強制的にではあったがこれで良かったかもしれない。
と、首筋に何かシミのような物がついていることに気付いた。
それは、かつて見たものと形は違えど、それが指す意味は同じだと分かる。
まどか「魔女の口付け!クロちゃん!」
この事態をクロに伝えなければと、彼に目をやった時─────クロは飛び蹴りでサラリーマン風の男の顔面を吹っ飛ばしていた。
唖然とするまどかを尻目に、今度は左手で拳を作り、背後から襲い掛かってくる女性のわき腹に裏拳を叩き込んだ。
次々と襲い掛かる人間達を、クロはその小さな身体をふんだんに使い、打ち倒していく。
しかし、圧倒的な実力差にありながらも人々はクロに傾れ込むように向かってくる。
やはり、合法的に自殺させてくれそうだからなのか。
既に倒れている人間の両足を掴み、クロはジャイアントスイングをしながら、残りの人々にぶつけて薙ぎ倒していく。
よく見ると、彼が振り回しているのは、あのサラリーマンの男だった。
クロ「ほい、ラスト!」
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