401:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/28(金) 21:03:37.67 ID:MbpXGHsDO
さやか「え?」
パァンと渇いた音が鳴り響いた。
さやかの頬は赤く腫れており、強い力で叩かれたことが分かる。
いつの間に、そこにいたのか、まどかは右手を振り下ろしたような格好から動けないようだった。
頬を押さえながら、さやかは、ゆっくりとまどかの顔を見た。
まどかは、荒い息を吐きながら、泣きそうな声でさやかに叫んだ。
まどか「どうして?どうしてそんなこと言うの!クロちゃんは戦ってくれたよ?守ってくれたよ?さやかちゃんだって分かるでしょ!?」
その言葉に、突然、さやかは火が点いたように怒鳴り返した。
さやか「分かれ?分かってるのは、あいつがどんな奴かよ!まどかこそ、分かってない。アイツは人を殺してるんだよ!!」
その言葉は、さやかにとっては決定打であるつもりだった。
それを突き付ければ、まどかはクロに対する認識を変えるだろうと、目を覚ますことができると思っていたのだ。
しかし、まどかは、ただ、さやかの目を見据えた。
まどか「関係ないよ。クロちゃんに昔何があっても、何をしていても。私は、今日まで私の隣にいたクロちゃんを信じる」
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