41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/21(火) 20:50:18.58 ID:Ztps6NuDO
クロ・まどか・さやか「・・・え?」
おそらくは銃声、強烈な破裂音の音源の方に慌てて振り向く。
「あなた達怪我はない!?もう大丈夫よ!!」
そこにいたのは、一人の少女だった。
黄色を基調とした、可憐らしい服装に、可憐な佇まい。その表情は凛々しく整っている。
二人には見知らぬ顔だった。
しかし、一匹にはよく知られた顔であり。
彼は行動に移った。
クロ「何が大丈夫よ!!だ。この馬鹿!!」
ゴチンという音が、マミの頭から響いた。
まどかとさやか、さらにはマミも目を白黒させている。
スルリと伸びた黒い腕、まさにクロの腕が拳骨の形でマミの頭に乗っかっていた。
マミ「え?え?」
クロ「どこほっつき歩いてたんだコラァ!急に走りだしやがって、どんだけ探したと思ってんだ?あぁ?」
まるで喧嘩を売っているような言葉使い。
ヤンキーがいちゃもんをつけているみたいだった。
おそらくは、きっと自分達を助けてくれたのは彼女であり、その命の恩人たる人物にたいしてはとてもじゃないが適切な態度ではなかった。
マミ「ご、ごめんなさい・・・。」
頭をさすりながらマミはクロに謝ったが、クロはプイと顔を背けた。
クロ「・・・別に謝ることじゃねーよ。」
クロからすれば、いなくなったマミを追いかけたが、見失い。迷い込んでしまった場所が急に姿をかえたかと思えば現れたのは化け物。
彼は彼で、あの時焦っていたのだ。
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。