42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/21(火) 22:12:40.22 ID:Ztps6NuDO
まどか「あ、あの!」
急に張り上げた声は彼女自身からしても驚くほど大きく響いた。
その場にいた全員からの視線を向けられ、まどかは萎縮してしまう。
まどか「え、えと・・・。」
マミ「あなた、その子・・・。」
指摘されて、思い出した。か、改めて実感したか。彼女はなんとか、腕の中にいる動物について知らせようとした。
まどか「こ、この子が、さっきから怪我してて!苦しんでるんです!は、早く病院につれいってあげなきゃ!!」
マミ「大丈夫よ。」
まどか「で、ででも、もしかしたら、見たことない動物だから、大きな病院つれていかなきゃ!」
そんな様子に苦笑しながら、もう一度マミは大丈夫だと言った。
マミ「その子をちょっと預けてもらえるかしら?」
え?と驚きながらもまどかはそっと白い動物を彼女に手渡した。
そして、彼女は慈しむように、優しく抱き締めた。 すると、光が溢れた。目を焼くような閃光ではなく温かさを感じる灯りのような。
そして、光が治まった瞬間。
「ふぅ、助かったよ。ありがとうマミ!」
さやか「え!?しゃべった!!」
まどか「す、すごい、やっぱりさっきのは・・・。」
「まどかも、ありがとう。さっきは本当に危なかったんだ。」
突然の事に二人は言葉をなくしていた。傷もなくなり、綺麗な体をした白い動物は唖然と黙る二人を尻目に喋りだした。
マミ「無理もないわね。自己紹介にいきましょう。私は巴マミ。魔法少女よ。」
さやか「・・・魔法。」
まどか「少女・・・?」
そして、さやかはチラチラとクロの方を気にしだした。
さやか「魔法少女ってことは、この黒猫は使い魔とかそういうものなんですか!?名前はあのジ○的な!?」
マミ「えぇ、みたいなものよ。」
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