461:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/02(火) 21:36:26.38 ID:q4zYpUIDO
クロ「はーはーっ!なんなんだよこいつは……」
大きく荒い息をしながら、自分の腹に手を突っ込んだまま、身体の上に倒れこんだまどかに毒づいた。
初めて出会った時の控えめで静かだった頃の彼女はどこにもいなかった。
似たようなキャラの変貌を遂げた知り合いはいるにはいたが。
とにもかくにも、クロは彼女から自分の身体をひっこぬくことにした。
一応意識も確認したが、額にたんこぶを作って目を回しているだけなので大丈夫だろう。
クロ「どっこらしょっと」
ズルズルと手や足を動かして、身体をずらしながら抜け出す。
割とまどかの全体重が乗っかっていたので、やっとのことで身体が解放されたときは、ふーと額の汗を拭うほどだった。
クロ「あん?」
しかし身体は抜いたが、未だに彼女の腕は深く自分の身体の中に入ってしまっている。
クロ「なんもねーっつーの」
むしろ自分だって、自分の身体の仕組みを知れるなら知りたいが、全てを知っているのはあのハゲなのだ。
どうしたって、自分ではあずかり知れない何かが身体のどこかにあるのだろう。
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