過去ログ - クロ「魔法少女?」
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483:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/04(木) 21:29:19.78 ID:bTe+u3hDO
クロ達の食事はテーブルから少し離れた、あまり人が所用で通らないような邪魔にならない場所に皿が三つ並べられている。
献立はというと、クロには柔らかくほぐした焼き魚が、ほむらとかぐらにはミルク粥である。


食事の温度といい、柔らかさといい中々に猫の舌にも調度よく、クロの魚に至っては毎日新鮮なものが皿に乗っかっている。
まさに、『主夫』の面目躍如と言ったところか。


そんな美味しい料理でも、猫達はただ黙って皿に顔を突っ込んで食べている。
感想や会話など今は必要ない。
感性や感情は単純化させてしまえば、猫も人間も大差ないが、本能の面で獣として生きる以上、食事は早めに終わらせるという癖がついているのだ。


片や、人間達の食事というものは大分趣きが違う。
クロも分かり切った事だが、人間の食事には『コミュニケーション』という新たな役割が存在する。
ただ黙ってする食事というものを味気ないとする風潮、もはやウン百年とつちかってきた風習の域である。





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