492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/05(金) 13:41:06.81 ID:n86DsGnDO
まどかや詢子にも、怪しまれていないところを見ると、どれだけ自然な動作でウインクをしたのかという事になるし、そもそも他の人間に聞こえていないのに、どうして聞こえたのかとも思う。
変なベクトルで底知れぬ男である。
知久「ところで、まどかは最近学校はどうかな?」
まどか「うーん…普通、かな」
向こうの家族の団らんは続いていたようだ。
しかし、口に物を入れたまま食べる事なく、きちんと飲み込んでから話しているのは、知久の教育の賜物か、それとも詢子の指導の賜物か気になる。
詢子「へぇ、友達となんかあったの」
まどか「!?」
まどかは不意討ちをくらい言葉に詰まった。
クロはクロで、よく分かるものだと目を丸くした。
学校の事を聞いて普通と答えるのも中々怪しいが、それで友達関係だと気付くのもなんとも……鹿目詢子、鋭い女である。
まどか「それは、ちょっと、色々あったかな。話せないけど…」
傍から聞いていても、多少の良心の呵責を感じた。
まぁ、呵責を感じるだけでそれが良心かはまた別問題だが。
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