493:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/05(金) 14:10:49.17 ID:n86DsGnDO
詢子「色々、ねぇ…、まどかも悩むようになったか」
まどか「そんな、まるで私が悩んでこたなかったみたいな言い方しないでよ」
失礼な、と言いたげなまどかを見て、知久と詢子は愉快そうに笑う。
その瞳には柔らかな光をたたえている。
知久「そうじゃないよ、ただ友達の事で悩んだり傷付いたりするのは、その人の事を本気で考えてなかったら出来ない事だからね。
まどかにも、それができるようになった事が嬉しいんだ」
ニコニコと笑う知久は、まず父親としての気遣いの言葉をかける。
知久「でも、何かあったら直ぐに僕達に言ってくれ。できうる限りの力を貸すよ」
そして面白いそうに笑う詢子は、母親として背中を押すような言葉をかける。
詢子「友達が目の前で泣いているのに逃げていい理由なんて存在しないよ。今こそしっかりその友達と向き合うんだ」
まどか「うん、でも泣いているというより、怒っているというか」
知久「涙が見えたから、泣いているとは限らないよ。一体何を思っているのかを考えないと」
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