511:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/07(日) 13:53:01.06 ID:UsWududDO
クロ「おはようさん。あんたはいつも楽しそうだな。なんか良い事あったのか?」
未だ眠気と身体のダルさが離れてくれないクロは呆れと驚きをないまぜにしたような口調になっている。
知久がいつ見てもあぁなのは人間のバイタリティ的にも異常ではないのか。
知久「これと言ってはなかったかな。強いて言えば、まどかと詢子さんが元気そうだった事だよ」
タツヤ「パパぁ、はやくー」
「あと、タツヤもね」と、テーブルに座って父親を急かしているタツヤを見て、知久は言う。
もはや、完璧なまでの優男である。
一般的に見れば、「だから主導権を嫁に取られているんだ」とタジマヨーコが聞けばこれまた怒り狂いそうな言葉を彼は浴びてしまいそうだが。
しかし、『群れ』として考えた場合、あえてNo.2に属するという行為は割と無駄ではなかったりするのだが、それに対する考察以上に、クロは今空腹だった。
クロ「パパー、オイラも腹減ったー」
冗談っぽく、気の抜けたような言い方で知久に今日の朝食をねだる。
「はいはい」と笑いながら、彼はキッチンに向かった。
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