604:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/14(日) 20:15:33.54 ID:hmV8JwfDO
クロ「魔女とかくれんぼかよ。こーゆう悪ふざけは宇宙人だけにしとけっつーの」
グルリと周囲を見回しながら、それでもしっかりとクロは悪態を吐く。
戦闘を開始しようと魔女に近付いた瞬間に、魔女は自分の気配に気付いたのか落書きを止め、大量の積み木がアートのように積み重なった場所に消えた。
逃げたのかと思い後を追い掛けたが、どうにも違うらしい。
『───────!!』
声が聞こえる、周囲に広がる積み木の山の何処かからか響き渡る笑い声。
子供がイタズラを仕掛けた時、それに引っ掛かる大人を見て喜ぶような邪気の無い声、それ故にこの状況の悪意は比例していく。
クロ「そこかッ!」
真横から感じたザワザワとした気配に銃口を向け、またもや一つの山を撃ち崩しすも、そこに居たのは魔女ではない。
大量の使い魔であった。
『──────!』
まるで『残念、ハズレでした!』とでも言うような、さっきよりも一際大きな笑い声が聞こえる。
ひどく、カンに触った。
クロ「こ、なクソォォォッ!!」
飛び掛かってくる使い魔に向けても大量のガトリング弾を発射する。
向かってくる使い魔達は、皆一様に笑いながら、子供のような歓声を上げながら一匹残らず撃ち落とされた。
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