605:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/14(日) 21:07:23.19 ID:hmV8JwfDO
クロ「ゼェ、ゼェ、ゼェ。ちっくしょう、舐めやがって」
バタバタと撃ち落とされて墜ちていく使い魔を見ながら乱れた息を整わせる。
疲れてなければ歯を食い縛っているところだが、息をするために今は開けっ放しにしなければならない。
このまま、考えなしに弾丸を撃ち続けたところで単なる弾の無駄であり、もはや本当に残りの弾数は少なくなっている。
今ここで馬鹿みたいに撃ちまくるのは得策ではない。
必要なのは、頭を使って撃ちまくることなのだ。
自分を取り囲む積み木の山、どこからともなく聞こえる笑い声。
見えないなら、見えるようにすればいい。
邪魔な物があるなら、ただ退ければいい。
クロは、ガトリングを左手をプラプラと振りながら地面に投げた。
別に捨てる訳じゃない、今これからする事には必要ないだけだった。
クロ「遊びは、終わりだあぁぁッ!!」
高めに高めた気合いを爆発させるが如くクロは激烈たる叫びと共に身体中に備えられた砲門を開き、ありったけのミサイルを発射した。
先の銃撃とは比べものにならない程の火炎と爆風が巻き起こった。
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