673:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/11/02(金) 17:57:57.15 ID:fX/PHNcDO
まどか「じゃあ……改めて、お帰りなさい。クロちゃん」
ニッコリとまどかは笑った。
クロはなにやら面白くなさそうな顔をする。
どうにも、こういうのは落ち着かない。
普段なら誰ぞやを蹴り飛ばしたりして誤魔化すところだが気も進まない。
仕方なく、仕方なくだ。
クロ「ただいま。まどか」
まどかはとても満足そうである。
そして、クロの更に後ろの方を見て目を丸くした。
まどか「うわっ!さやかちゃんが恭介くんと抱き合ってる!?」
クロ「おぉ、ま、言いたいことはあるだろうが。今はほっといてやれよ」
恭介がさやかに身を委ね、さやかが恭介を抱き締めるという奇妙な、でも甘い光景がそこにはあった。
果たして結界の中で何があったのかは見当もつかないが、きっと捨てたものではない事が起きたのだろう。
まどかは、そんな二人を見てそう思った。
しかし、ずっとそんなのを見ていると気恥ずかしくなってくるもので、まどかはクロの方を見ることにした。
と、さっきは気付かなかったがその背中で二匹の子猫がおぶっている事を知った。
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。