過去ログ - クロ「魔法少女?」
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753:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/13(火) 21:46:47.75 ID:6Y33nS0DO
─────見滝原・とあるビル内


詢子「で……結局なんですか?」


見滝原市街に存在するビル群の中にある決して小さくはないガラス張りにされた建物。
その一つにぶすったれた表情を惜し気もなくさらしている彼女はいた。
名は鹿目詢子、言わずと知れた鹿目家が稼ぎ頭である。
時間は昼、家のため、夫のため、子供たちのために働いた彼女は束の間の休息をとっていた。


はずだったのだが。


「ごめーん!休憩中だった?」


詢子「休憩中?それどころか食事中でしたよ」


詢子が今いる場所は、普段彼女がデスクワークをしている机や椅子がごった返している職場とは違う。


まずは立派なソファーが部屋の中央で向かい合っており、広いくせに一人用とのたまう机が一つ、そしてその前には先ほど軽い調子で謝った女性が革張りの椅子に腰掛けていた。
ここは、所謂『社長室』であり、そこにいる女性はすなわち社長である。


社長「いやぁ、申し訳ないなー」


詢子「そうですね。常日頃から働いていても休憩しているようなもんの貴女には分かってもらえないかもしれませんが。労働者にとっては30分だろうと1時間だろうと休憩というものはその日を乗り切るためには必要なものなんです。それをわざわざ叩き潰そうと言うのですから、それはそれは大層なご用件なのでしょうね?」



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