825:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/11/24(土) 22:28:45.19 ID:aXyZ1IQDO
あまり邪魔にならないようにと配慮していたのだろうか。
だとして、少し嫌だ。
子供にそんな気の使い方されるのは誤解でも嫌だ。
クロ「お前らも一旦ここから出るぞ」
かぐら『はーい!』
かぐらは素直に近づいてきたが、ほむらは何故かその場から動こうとしない。
クロ「なにやってんだよ」
ほむら『嫌だ。もうオレはロッククライミングなんてやりたくない』
キッとこちらを涙目になって睨んでくるほむらに、一瞬クロとかぐらは硬直する。
どうやらこれまでの無茶な壁登りは、ほむらの幼い心に凄まじい傷を残してしまったらしい。
魔女に殺されかけたりしたわりには微妙なところで肝が据わらないようだ。
かぐらが膨れっ面でほむらにブーイングを飛ばす。
かぐら『もう、早いところマミお姉ちゃんの家に行こうよ。そして、まどかちゃん達とご飯食べよう』
ほむら『別に行かなくたっていいよ。どうせオレ達オリジナルキャラはいてもいなくてもストーリー上にはたいして関係ないんだ……』
かぐら『だから頑張らないといけないんでしょ』
幼いながら、中々の宿命を背負った二匹である。
それを言ったら主人公なのに人気投票で一位をとれなかった事がある自分も、そこそこ考えなければならないような気がする。
クロ(……考えても答えが出ねぇのが悲しい)
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