893:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/05(水) 22:27:01.37 ID:yryF6udDO
最後辺りは彼女も口籠もっていた。
その言葉に彼女自身が以前当てはまっていた事くらいさやかが一番理解しているのだろう。
だからこそ、まどかは驚き、そして嬉しかった。
さやか「な、なんだよ」
まどか「別に、なんでもないよ」
その喜色は顔に出ていたらしく、さやかはジト目で睨むが、まどかはどこ吹く風である。
それにしても、以前と比べたら少々意地悪になっているかもしれない、とさやかは思う。
そう、クロが来てから。
クロが。
クロ……
クロ『黒か』
さやか「だああああああ!!」
まどか「さ、さやかちゃん!?」
穏やかな雰囲気が一変、さやかは頭をかき乱して心の底からの絶叫をあげた。
さやか「」ダメだ!時間が忘れさせてくれるかもと思っていたけど、全然ダメだ!あのクソネコがあああ!!
まどか「かぎかっこから台詞がはみ出してる!?一体何があったの!?」
地団駄で地割れが出来そうなくらいに、彼女は足を踏みならしている。
はたして、その引き金になったものは、一体なんなのか?
いや、やっぱり、想像はつくのだけど。
まどか(……クロちゃーん)
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。