916:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/14(金) 00:00:41.28 ID:H7T1TJ1DO
リビングの床にペタリと座りながら、マミはこちらを見て目を丸くしている。
恐らく自分と彼女は、今、鏡を見ているように同じ顔をしているかもしれない。
自分は、まさかの人物の登場による驚き、彼女は、突然声をかけられたことに対する驚き、と意味はまったく違っているが。
さやか「マ、マミさん、どうしてここにいるんですか!?てか、一体ここで何を」
マミ「えっ?あ、あぁ、そうよね。説明が必要ね」
いち早くショックから抜け出したさやかが尋ねると、マミもまた気を取り戻したようにワタワタとし始めた。
だが、まどかはまだ動けずにいる。
まどか「……」
別に、マミがここにいるのは、まどかなりの解釈でどうにでもなる。
問題は彼女が両手で持っている細長く切られた折り紙のようなもの。
彼女はそれを今まさに、リングのように丸めて繋げあわせているところであった。
色とりどりのそれは、床にも散らばっており、中々大量に作られている事が分かる。
何故、パーティーの主役が、今まさにここにいるのだろう。
そして何故、よりにもよってパーティーの準備を主役がしているのだろう。
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