923:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/14(金) 21:58:26.73 ID:H7T1TJ1DO
まどか「ク、クロちゃん……ごめんね?」
クロ「別にー、退院パーティーの主賓をパシリに使うような鬼畜にわざわざ謝るこたないんじゃねーの」
まどか「拗ねていらっしゃる!?うわわわ、本当にごめん!許して!なんでも言うこと聞くから」
事情も聞かず、状況証拠だけで、恐らく多少は気に咎めていたであろうクロを怒ってしまった。
なんと謝罪をすればいいのか分からず、これといった熟考もしないで言葉を並べる。
クロ「ほほーう。なんでもってか?」
そのため、クロが突然ニタリと唇の両端を持ち上げた理由が、まどかには一瞬よく分からなかった。
まどか「はっ!?」
が、自らの言葉を省みてすぐに間違い、いや、もはや過ちに気付いた。
自分はなんと言った?
なんでもする?
この、今目の前で不気味にニタつく黒猫に?
まどか「いや、あの、限度というか、限界はあるよ。分かるよね?分かってくれているよね?ね?」
既に立場は逆転、勝敗は決していた。
まどかの不安気な訴えにクロはニタニタと笑うばかりである。
そんな様子を見て、さやかは案の定の光景を見たと言わんばかりにヤレヤレとかぶりを振った。
そして、マミは楽しそうに笑うのである。
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