925:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/16(日) 18:05:15.03 ID:fE8tbeeDO
クロ「で、なにから始めんだよ?」
苦虫というものがどういうものはかは分からないが、もしかしたら今それはクロの口の中にいるのかもしれない。
そう思ってしまえる程に、彼は渋い顔をしている。
それでも、とっとと会話を進めていく辺りに彼の頑固さが垣間見える気がするまどかである。
さやか「そんじゃ、私とマミさんはこっちのリングを作っておくからさ。まどか達は紙に何か書いておいてよ」
まどか「紙に?」
さやか「そそ、派手にマミさんの帰還を祝う言葉をデデーンとさ!」
こういうアイディアを出し合う場になると、大抵は案を出しては引っ込め、出しては引っ込めというるつぼにはまってしまうパターンがほとんどだが、さやかのようにはっきりと決定ができる人物がいると物事は楽に進む。
さやかの号令を合図に各々が、それぞれの作業に取り掛かっていった。
マミは、とても楽しそうな顔をしながら最初していたリング作りを再開し、さやかも彼女の隣に座って折り紙に手をつけはじめた。
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